スタッフブログ
生産者と消費者の架け橋となる
2022.05.13

【新入社員インタビュー(3)】野菜部1課 配属 Kensuke.Mさん

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【新入社員インタビュー(3)】野菜部1課 配属 Kensuke.Mさん


初めまして、22卒入社、野菜部1課のKensuke.Mです。
私は現在、1か月におよぶ新入社員研修を終えたばかりでホッとしていながらも、配属前でとてもドキドキしています。

こちらでは就活中の皆さんに向けて私の就活がどうだったのか、船昌に入社して1か月の研修を終えた心境などを書きました。

就活や船昌について、なにか少しでも参考になることがあれば幸いです。


▼2022年度新入社員 Kensuke.Mさん

■なぜ船昌に入社したのか
私が船昌に入社した理由は、農家さんが、丹精を込めて作った野菜や果物を安全に消費者のもとに届けたいと思っているからです。
私は、東京農業大学という農業に特化した学びのできる大学に通っていました。
ただ大学への進学理由は、すごい志を持っていたというわけではなく、単純に食べることが好きで食に関する勉強がしたいというような漠然としたものでした。
そんな私に将来の会社選びに大きな影響を与える出来事がありました。


▼農業実習の様子




それは、大学2年次の農業実習です。
農業実習は、10日間福島県のねぎ農家さんに住み込みで働くというものでした。
そこでは、農業のやりがいや大変さや課題などさまざまなことを教えていただきました。

そして、農業は天候や環境の条件などによって安定的でないことがよく分かり、自分が普段当たり前のように食べている野菜は、農家さんのたくさんの努力や苦悩があった上で食卓に並んでいるということを痛感しました。
それ以来、悪天候や災害による不作などの農業に関するニュースに、より耳を傾けるようになりました。

さらに2020年に新型コロナウイルス感染が拡大すると、この厳しい状況のなかでも、私たちの食生活を支えてくれている農業に改めてありがたみを感じるようになりました。
このような大学生活中の経験から、農家さんの作ったものは消費者に良い状態で届けなければいけないと考え、農家さんと消費者との懸け橋となるような仕事をしたいと思うようになりました。

株式会社 船昌は大田市場の仲卸業者で、大田市場は野菜や果物の取扱規模が日本一です。
国産の野菜や果物の多くは、全国の産地から出荷され、卸売業者が販売委託を受けたり、買い付けたりします。
その後、卸売業者から商品を買い、スーパーマーケットのような小売のお客様などに販売をするのが、船昌のような仲卸業者です。

そんな役割である船昌は、農家と消費者の懸け橋となるような仕事に就きたいと考えていた私にはピッタリでした。
そして、「私たちは食を通じて人に健康と幸福を提供する。」という企業理念に共感し、私はこの株式会社 船昌を就職先に選びました。


▼市場内の様子

■就職活動で大切にしてほしいこと
これまで「なぜ私が船昌に入社したのか」ということについて書いてきましたが、ここからは就活を終えて就職を果たした私が考える、就活のポイントを僭越ながらお伝えできればと思います。

私が考える就職活動において大切にしてほしいことは、仕事内容を自分の言葉で説明できるようにすることです。

突然ですが、就職先の企業を選ぶときに給与や福利厚生など待遇面ばかりを気にしている方はいませんでしょうか?
私自身もまさにその一人で、気になった企業で最初に見る情報は給与、次に福利厚生といったこともあったと思います。もちろん待遇面も重要です。

しかし、自分が実際に来年仕事をしていることを想像したときに、自分が仕事をすることで誰かの喜びが生まれるようなやりがいのあることを自分の仕事にするほうが幸せではないかと気づきました。
つまり、より重要なことは日々何をしているか、仕事内容が自分とマッチしているか、ということだと私は考えるようになりました。
それからは説明会や面接で積極的に質問をして、自分の中で仕事内容について不透明である部分を解消するということを意識的に行うようにしました。

その結果、自分のやりたいことと船昌の仕事内容に共通点が多くあり、選考を受けることにしました。
選考が進むにつれて、会社の明るい雰囲気やさらに詳しい仕事内容を知り、自分が来年船昌で働いているイメージがふくらみ、この会社で働きたいと思いました。
そして内定をいただき、今年4月に船昌に入社することができました。

■研修について
私たち新入社員は4月1日の入社式から、1か月間に渡る新入社員研修を行いました。
内容は主に、総務部研修、グループ会社のファームステーションと船昌GLOBAL CARGOでの研修、そして市場内で働く営業管理部での研修です。

まず初めに行ったのは、総務部研修です。
こちらでは、社会人としての考え方やビジネスマナーなどを学びました。
入社してまだ右も左もわからないような私でしたが、この総務部研修で配属先に出ていくための基礎や社会人としての自覚が徐々に生まれてきたような気がします。


▼総務部研修




次に船昌グループの配送業を担っている、船昌GLOBAL CARGOでの研修です。
商品を店舗ごとに配送するために台車に仕分けてから、配送トラックの助手席に同乗し、実際に野菜や果物がスーパーマーケットにどのように届けられているのかを学びました。
配送といっても、ただ単に商品を運べばよいというわけではなく、正しい数の商品を時間通りに届けることや品質を保ったまま商品を傷めてしまわないように注意するなど、常に確認を怠ってはいけないのだと感じました。

次は船昌グループの加工やパッケージ作業を担っている、ファームステーションでの研修でした。
青果物の袋詰めやシール貼りなどの作業を体験しました。ひとつひとつが細かい作業でスピード感があり、とても集中力が必要でした。


▼船昌GLOBAL CARGO・ファームステーションでの研修




最後は、営業管理部での研修です。
営業管理部の主な業務は、棚卸、集荷、出荷の作業です。
今回の研修では、各作業の体験や市場内を知ることができました。
商品の品質を保つために他の部署と連携し、抜けなく商品を管理するためには、他部署こそが動きやすいように配慮することを意識しなければならないと感じました。
今回の研修で一貫して感じたことは、野菜や果物はとても多くの人が関わり、その人たちの努力があって、私たちの食卓に並んでいるのだということです。

この研修を経験して、農家さんが丹精を込めて作った野菜や果物を安全に消費者のもとに届けたい、自分が仕事をすることで誰かの喜びを生みたいという気持ちは、より強くなりました。
さらに船昌グループ全体のことや各部署のこと、また部署間の連携はどのようになされているのか、なども知ることができ、配属後は責任感をもって自分の役割を全うしていこうという心構えができました。

また、同期ともこの研修を通してたくさんコニュニケーションをとり、共に乗り越えたことで、1か月という短い期間でしたが、信頼が深まった気がしました。

■就活生の皆さんにひとこと
就活はこれまでの人生のなかで、自分自身について最も考える時間であったと思っています。
それは自分自身のことであるはずなのに、とても難しく、自分自身のことだからこそ嫌だなと感じることもありました。

しかし、今振り返ると、自分と向き合えるいい機会でもあったと思います。
私は、仕事をするうえで何が自分にとっての幸せなのかということを考えました。

みなさんもエントリーシートの作成や面接練習など大変なことも多いとは思いますが、自分らしく、自信をもって頑張ってください。
皆さんの就活が納得のいくものになることを心よりお祈り申し上げます。
そして、残りの学生生活を大いに満喫してください!


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