マスカットオブアレキサンドリア

姿・香り・味、すべてを兼ね揃えた、気品高い果物の女王

産地
岡山県
入荷時期
 
【ハウス栽培】6月~
【露地栽培】9月~11月頃
9月

商品の特徴

ムスクの香りが漂う、果物の女王「マスカットオブアレキサンドリア」。
香水のような気品に満ちた魅惑的な香りが最大の特徴です。
まるで宝石のような美しいエメラルドグリーンの果実はみずみずしく、甘すぎない爽やかな甘酸っぱい果汁がたっぷりと含まれています。

マスカットオブアレキサンドリアは種ありの品種です。
マスカット本来の風味のよさを生かすためにあえて種を残すことで、他のマスカットに比べて芳醇な香りを楽しむことができます。

また、マスカットオブアレキサンドリアは紀元前のエジプトが発祥とされており、世界三大美女であるクレオパトラも食べたといわれています。

マスカットオブアレキサンドリアの国内の主な生産地は岡山県で、約95%を生産しています。
岡山県は日照時間の長さや、瀬戸内海に面した温暖な気候といった気象条件に恵まれており、多くの果物の名産地である「果物王国」です。
多くのぶどうが生産されていますが、その中でもマスカットオブアレキサンドリアが最も長い歴史をもち、130年にもおよぶ歴史の中で高度な栽培技術が育まれてきました。
現在では12月頃からハウス内を加温機で温める加温栽培によって5~8月での出荷、また、自然のままの気温で育てる冷室(無加湿)栽培によって9~11月にかけての出荷が行われており、長期間の出荷が可能になりました。

MEMO

おいしいマスカットの選び方

①果皮の色が、黄色の下地に緑色がのっているような色味のもの
真緑色のものは青臭さが残っており、黄色いもの糖度が高くなりすぎている傾向があります。
お好みにあわせてお選びください。
②実がふっくらとしてハリがあるもの
③表面にブルーム(白い粉)がまんべんなくついているもの
④実が隙間なく付いているもの
⑤軸が青々とした緑色のもの

マスカットの食べごろ

マスカットは追熟しません。
お早めにお召し上がりください。

マスカットの保存方法

房ごと保存する場合は、新聞紙やビニール袋に入れて、野菜室で保存してください。
粒で保存する場合は、粒から2mm程軸を残してハサミでカットし、チャック式の保存袋などに入れて野菜室で保存してください。

マスカットのおいしい食べ方

マスカットは冷やしすぎると甘みを感じにくくなります。
食べる30分程前に冷蔵庫で冷やしてお召し上がりください。
果皮についているブルームは、食べる直前に水で洗い落してください。

食べる前に氷水で10分程冷やすと、よりおいしくお楽しみいただけます。

また、房の上側の方が糖度が高いため、下から食べていただくのがおすすめです。

※マスカットオブアレキサンドリアは種があるのでご注意ください。

栄養素

マスカットには、動脈硬化を抑える働きやアンチエイジングに効果があるとされるポリフェノール、疲労回復効果が見込まれるブドウ糖などが含まれています。

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