銀杏

ほろ苦、もっちり食感!栄養価の高い秋の味覚

産地
愛知県産
入荷時期
9月~12月

商品の特徴

原産国は中国で、日本へは鎌倉時代に伝わったとされています。銀杏(イチョウ)の木に成る果実の種の中身を食用とします。銀杏の果実は黄色いさくらんぼのような見た目ですが、触るとかぶれやすく、臭いが非常に強いため、果実は食用になりません。銀杏には神経の働きを妨げる中毒物質が含まれており、食べ過ぎると痙攣などの中毒症状が出ることがあると言われています。大人には解毒する酵素がありますが、幼児は解毒機能が発達していないため避けた方が良いでしょう。銀杏の色は、9月~10月頃には美しい翡翠色のものが多く、11月以降は鮮やかな黄色に変化していきます。殻を割って炒ったり茹でたりして加熱し塩を振ると、手軽なおつまみとして最適です。その他には、炊き込みごはんや茶碗蒸しの具として食べるのが一般的です。栄養価が非常に高く、風邪や感染症の予防にも効果的なので、季節の変わり目である今の時期にピッタリの食材です。

MEMO

選び方

表面の色が白く滑らかでツヤがあるものを選びましょう。また、粒が大きいものを選ぶと良いです。

保存方法

殻のままの物はかなり日持ちします。新聞紙などに包み、冷蔵庫の野菜室で保存します。殻を剥いたものは、日が経つにつれて黄色くかたくなるので、早めに食べましょう。

栄養

たんぱく質、脂質、ビタミンA、B1、B2、E、カリウムなど、たくさんの栄養が詰まっています。栄養価の高さから、昔から漢方薬として用いられており、肺の働きを高め喘息を止めたり、体温を高めて身体を温めたりする効果があると言われています。