ブラッドオレンジ

産地
愛媛県
入荷時期
2月上旬~4月上旬
2月下旬~3月下旬

商品の特徴

コクのある甘みと爽やかな酸味を持ち合わせた赤い高級オレンジ「ブラッドオレンジ」。
とろけるようなやわらかな果肉には、真っ赤な果汁がたっぷりと含まれており、口に入れると濃厚な甘みとすっきりとした酸味、豊かな風味が口いっぱいに広がります。

ブラッドオレンジは、イタリアやスペインなど暖かな地中海沿岸が原産のフルーツです。
近年では、愛媛県をはじめとして国内での栽培も増えてきましたが、まだ国内ではあまり産地がなく、国産のブラッドオレンジは稀少です。

国内での主な生産地である愛媛県は、四季を通して温暖な気候で、水はけの良い土壌を有しています。
加えて、温暖化による気温上層を逆手にとって、ブラッドオレンジの育成が盛んになったといわれています。

愛媛県では、主にモロとタロッコの二種類のブラッドオレンジが栽培されています。

【モロ】
タロッコに比べてやや小ぶりで、酸味がしっかりしているのが特徴です。
果肉は赤みが濃く紫がかっており、その色味は果皮にもあらわれています。
主に2〜3月頃に出荷されます。

【タロッコ】
ブラッドオレンジの中では比較的大玉で、甘みが強くほどよい酸味が特徴です。
果肉は黄味が強く、ほんのりと赤がさす程度ですが、そのクセの少なく甘酸のバランスが良い味わいはジュースにも適しており、世界的にも人気が高い品種です。
主に3~5月頃に出荷されます。

MEMO

おいしいブラッドオレンジの選び方

①果皮にハリがあるもの
②ヘタが枯れてないもの
③手に持った時に、ずっしりと重いもの

ブラッドオレンジの保存方法

直射日光の当たらない、涼しくて風通しのいい場所で保存してください。
冷蔵庫で保存する際はポリ袋等に入れて保存してください。

ブラッドオレンジのおいしい食べ方

皮が剥きにくいため、カットしてお召し上がりください。
ジューサーなどでしぼって、フレッシュジュースにするのもおすすめです。

栄養素

ブラッドオレンジは、他の柑橘同様にビタミンCが豊富です。
また、ブラッドオレンジの果皮と果肉の赤みは、アントシアニンとよばれるポリフェノールの一種です。
アントシアニンが持つ抗酸化作用は視覚機能の維持に効果的とされており、柑橘類で唯一ブラッドオレンジにのみ含まれています。
その他、貧血予防に効果的とされる葉酸等も含まれています。