桃(福島県産)

桃の三大産地。太陽の恵みをたっぷりと受けて育った福島県産桃

産地
福島県
入荷時期
6月下旬~8月下旬
7月下旬~8月上旬

商品の特徴

甘い香りとしたたる果汁が魅力の人気フルーツ「桃」。
ひとくちで桃といっても100種類以上の品種があり、収穫時期で大きく区切ると早生種、中生種、晩生種の三つに分けられます。
桃は収穫時期が短いため、1週間から10日程で産地や品種が次々に切り替わっていきます。
桃の主な生産地は、山梨県、福島県、長野県などがありますが、この3県で全国ももの生産量の約6割を占めています。

【福島県産の代表的な品種】
はつひめ(早生種)
福島県のオリジナルブランドで、早生種としては大玉の「はつひめ」。
果汁をたっぷりと含んだ果肉は、やわらかく滑らかな口あたり。
ジューシーで甘味が強く香りもよい、早生種の中では熟期が早く品質の良い品種です。

日川白鳳 (早生種)
シーズン序盤に出回る早生種「日川白鳳」。
濃い赤色の丸い見た目が美しく、果汁がたっぷりでジューシーな味わいが特徴。
酸味がひかえめなので、糖度以上に甘味を感じやすい品種です。
程よい硬さを残しつつも、繊維質が少なくなめらかな口あたりです。

暁星(早生種)
小玉ながらも抜群の甘さを誇る「暁星(ぎょうせい)」。
早生種の中でまれに見ぬ糖度の高さと酸味の少なさで、甘味が非常に際立ちます。
果肉はやや硬めですが、果汁が多くてジューシーな品種です。
日持ちの良さも特徴です。

あかつき(晩生種)
福島県を代表する桃「あかつき」。
強い甘味の中に程よい酸味もあるバランスの良い味わいです。
果肉はやや硬めでしっかりとした歯ごたえながらも、果汁が多くジューシー。
日持ちの良さも特徴です。

まどか(晩生種)
しっかりとした果肉の大玉で、食べごたえのある「まどか」。
「あかつき」よりもやや硬めですが、こちらも果汁が多くジューシーな品種です。
甘味が強く食味が良いため、硬くて甘い桃が好きな方におすすめです。
日持ちが良く、味が落ちにくいのが特徴です。

川中島白桃 (晩生種)
“桃の王様”と称される程の大きさと、しっかりとした食感が食べ応え抜群の「川中島白桃」。
やや硬めで締まった果肉ながらも糖度が高く、甘くて硬めな桃がお好きな方におすすめの品種です。
他の品種と比べて日持がよく、贈り物としても人気が高い品種です。

ゆうぞら(晩生種)
美しい外観に、緻密で滑らかな口あたりの「ゆうぞら」。
香りが強く、甘味の中にほのかな酸味を感じる上品な味わいです。
ゆっくりと熟成する、日持ちの良い品種です。

【品種別 旬カレンダー】

MEMO

おいしい桃の選び方

①左右対称の綺麗な円形のもの
②大きくてふっくらとしているもの
③果皮の色づきがよく、果点(白いつぶつぶ)があるもの
④果実の割れ目(縫合線)の溝が浅いもの
⑤甘い香りがするもの
⑥産毛が綺麗に生えているもの

桃の食べごろ

桃特有の甘い香りが強くなり、手のひらで持った際にやわらかく感じてくると食べごろです。

桃の保存方法

桃は追熟することで果肉が徐々に柔らかくなり、舌ざわりが滑らかになります。
直射日光の当たらない涼しい場所で常温保存し、食べごろになったらお召し上がりください。

※熟していない桃を冷蔵庫に入れると傷みの原因となりますので、ご注意ください。

桃のおいしい食べ方

桃は冷やしすぎると甘みを感じにくくなります。
そのため、食べごろになった桃は新聞紙にひとつずつ包んでポリ袋に入れ、食べる1〜2時間前に冷蔵庫に入れて冷やしてお召し上がりください。

桃の切り方

\簡単で基本的な切り方/

くし切りの方法はこちら

\桃をまるごと使用したい時に/

皮がつるんと剥ける、湯剥きの方法はこちら

栄養素

桃は、整腸作用があるとされる食物繊維(ペクチン)や、むくみ解消・血糖値を下げる効果が期待されるカリウムなどを多く含んでいます。
その他にも、疲労回復や風邪予防に効果があるとされるビタミンCや抗酸化作用があるとされるビタミンEなどが含まれます。